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実証性をもとに新たな視座を求めて研究活動する HISTORY VISITOR ASSOCIATION

『東洋史訪』report

機関誌『東洋史訪』2014年3月に第21号を刊行しました。

活動報告写真

 









第21号タイトル
【論文】
中国国民党改組派の消長とその分析 ―内部崩壊を視点に―        新地比呂志
台湾の面貌と文化考察 ―歴史、地理、祭祀など―            黄麗雲
台湾総督府高等農林学校林学科の教員構造と
台北帝国大学理農学部との関連性                    謝明如
還らぬ巡礼脚僧 ―能海寛の行動と思想についての考察―         張彦萍
「裏日本」における民間航空事業について                井上敏孝
【研究ノ―ト】
四川省西充県の謝侯廟について                     松田吉郎
伊沢修二の台湾教育構想 ―混和主義を中止に―             揚村剛
日本植民地時代台湾の障害児教育                    高橋泰佳
鈴木商店の台湾進出 ―進出時期と「樟脳先物取引騒動」の再検討」―   齊藤尚文
台湾兵器献金募集に関する美談                     澤田裕貴

【書評】
松田吉郎編著『日本統治時代台湾の経済と社会』(晃洋書房、2012年11月) 松田吉郎

【研究紹介】
胡英澤著「梁を引いて汲むに用いる」 ―明清黄土高原日常生活用水研究―  森田 明
                     



機関誌『東洋史訪』2015年3月31日に第22号を刊行しました。

 【論文】
   満州事変期における陳公博の「転向」                 新地比呂志

   1939年~1945年海南島における日系企業の農業開発          趙従勝

   台湾総督府のマラリア防遏事業と衛生思想の普及            曽根脩平
     ─台湾大地震を契機にして─

   「造龍舟」について ─台湾造船師訪問─               黄麗雲

  【研究ノート】
    国共内戦期における儲安平の政治思想の変遷と解放の受容       新地比呂志

機関誌『東洋史訪』2016年3月31日に第23号を刊行しました。
【巻頭言】新地比呂志
【論文】
 中国における族譜の教化機能について ─明清時代を中心に─     周芳玲・陳鳳     
 日本軍占領下の海南島の初等教育                  趙従勝
 朝鮮における築港事業
  ─韓国財政顧問目賀田種太郎の業績と呑吐分散方針を中心に─    井上敏孝
 教育の南方進出─昭和10年代台湾の学校教育の様相─          横井香織
 鈴木商店の海運事業
  ─南満州汽船株式会社を中心に─                 斎藤尚文
【研究ノート】
 冊封使琉球 ─徐葆光を中心に─                  黄麗雲
 寧波の茶会について                        松田吉郎
 『革命評論』第1期にみる施存統の思想                新地比呂志
【書評】
 松田吉郎・新地比呂志・上谷浩一編著『中国の政治・文化・産業の進展と実相』(晃洋書房)
                                  後藤芳春
 東山彰良(本名・王震緖)『流』~直木賞受賞を読む         二宮一郎
   ─台湾と中国、そして日本を考えるきっかけになる青春小説─
  
【メッセージ】鈔暁鴻 陳文添 李広志 北波道子 李明仁 南埜猛 二宮一郎 薛化元 
       楊建華 やまだあつし 
【松田ゼミ】2015年日本東アジア専攻大学院研修団に参加して     米田成希
【史訪会小史】史訪会をふりかえって                 松田吉郎 

 



史訪会会員による著書紹介
『鈴木商店と台湾 -樟脳・砂糖をめぐる人と事業-』
晃洋書房、2017330

三井・三菱とならぶ世界的商社へと急成長した鈴木商店は、台湾進出を契機に巨大な資本蓄積・事業拡張を遂げた。本書は進出目的となった樟脳業と最大の事業であった製糖業に焦点をあて、これまであまり語られてこなかった台湾における鈴木商店の事業展開を明らかにする。


松田吉郎『寧波の水利と人びとの生活』2016年10月、汲古書店:

『寧波の水利と人びとの生活』は2005年に開始し、2010年まで継続した科研寧波プロジェクトの成果である。松田吉郎は寧波の它山堰水利、広徳湖水利、東銭湖水利、水の娯楽を述べ、小野泰は広徳湖と楼异について述べ、南埜猛は建国後の寧波の水利及びダム建設から見た寧波の水利を述べ、森田明は神戸在住華僑呉錦堂による故郷の慈恵県杜湖・白洋湖の改修事業を述べた。文献記録だけでなく、現地調査の成果が盛り込まれた論文集である。

新地比呂志『「民生主義革命」論の形成と崩壊 陳公博の革命イデオロギー』2016年3月
陳公博の革命論「民生主義革命」はまさに「社会主義的」革命論であった。「民生主義革命」論がどのようにして形成され、どのように崩壊していったかを考察し、「民生主義革命」論の本質を明らかにした。研究の今日的意義と同時に今後の研究の展望を示した。

鄭楽静『日本温州籍華僑華人社会変遷研究』2015年、科学出版社
1910年代から今日に至る日本温州籍華僑華人社会に焦点を合わせその社会の変遷過程について考察した。近年日本で公開された外務省記録の解読に基づき、日本温州籍華工商社群の形成と崩壊の変遷を分析した。また改革開放以降の赴日者について分析し、その現状について考察した。 
 

松田吉郎 『明清時代華南地域史研究』2004年、汲古書院
明清時代(14~20世紀初頭)の華南地域の広東、台湾を社会経済史的に考察した。特に広東の郷紳支配、倉庫と善堂による米穀流通、土客械闘にみられる郷紳支配構造、台湾の水利事業と一田両主制度の関係を解明した。  

松田吉郎『台湾原住民と日本語教育―日本統治時代台湾原住民教育史研200412月、晃洋書

日本統治時代台湾原住民教育史を通史的に明らかにした。平地における国語伝習所から「蕃人公学校」における教育、山地における撫墾署・辨務署から警察による「蕃童教育所」教育の理念と実相を解明した。特に山地における原住民教育は「知育を第二、徳育を第一」とする方針の下、国語・実科教育中心に行われていたことを明らかにした。 


松田吉郎『台湾原住民の社会的教化事業』2011年11月、晃洋書房
日本統治時代の台湾原住民に対する教化事業を仏教布教師による教化事業、授産、農業講習所、国語講習所、国語演習会、青年団、自助会及び阿里山ツオウ族の戦前・戦後に分けて述べた。特に「蕃人」公学校・「蕃童」教育所卒業生、及び未就学の老人に対する教化事業によって日本語能力が向上したことを明らかにした。


 

『東洋史訪』投稿規定・執筆要領

下記のファイルをご覧ください。
    投稿規定・執筆規定



会員の論文リンク

趙従勝:

  
1939~1945における日本人の海南島調査
  
中華民国時期海南島の調査・開発について─農業近代化の視点から

蔡龍保:

  産、官合作下的殖民地經營─以日治前期鹿島組的在台活動為例(1899-1926)

  日治時期台灣總督府之技術官僚-以土木技師為例

新地比呂志

  『陳公博における「民生主義革命論」の形成と理念そして挫折』
  『陳公博における革命理念の特質─中間勢力「施存統、譚平山、鄧演達」との比較をとおして』 
  





『中国の政治・文化・産業の進展と実相』

活動報告写真

20153月2日 刊行

内容一覧 (執筆者)

史訪会事務局

〒673-1494 兵庫県加東市下久米942-1
 兵庫教育大学社会系松田研究室内

 事務局長:斎藤尚文 naofumi saito    Male: zhaiteng0401@yahoo.co.jp